2007年2月11日日曜日

病気/糖尿病/確定診断

== 確定診断 ==
[[日本]]では、日本糖尿病学会1999年の診断基準をもちいるが、これはアメリカ糖尿病学会1997年診断基準に基づいたものである。ただし、アメリカでは検査の簡便さも考慮し、空腹時血糖のみを重視するのに対して、日本とヨーロッパは食後血糖を診断基準に含んでいるところに違いがある。

空腹時の血糖または75g[[経口ブドウ糖負荷試験]]で診断する。空腹時に126mg/dl以上の血糖があればブドウ糖負荷をしなくても糖尿病型と判定される。
{| border="1"
!!!空腹時血糖(mg/dl)!!2時間後血糖(mg/dl)
|-
|正常型||110未満||140未満
|-
|境界型||126未満||200未満
|-
|糖尿病型||126以上||200以上
|}

通常は判定を2回繰り返し、2回とも糖尿病型であれば糖尿病と診断。口渇や多飲、多尿などの典型症状や糖尿病性網膜症が存在する場合や、HbA1cが6.5%以上である場合は1回だけの判定で糖尿病と診断する。空腹時血糖110-126mg/dlをImpaired Fasting Glucose, IFGと呼び、75g[[経口ブドウ糖負荷試験]]の2時間値が140-200mg/dlであるものをImpaired Glucose Tolerance, IGTと呼ぶ。

IGTはいわば「糖尿病予備軍」と言える病態であり、臨床上の糖尿病との違いは後述する合併症があるかないかという点であった。しかし現在、IGT患者にも神経障害、心筋梗塞、動脈硬化をはじめとした合併症が出現することが知られており糖尿病とはっきり区別する意味は希薄になってきている。

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