2007年2月11日日曜日

糖尿病/各国の状況/日本

== 各国において ==
世界保健機関(WHO)によると、2006年の時点で世界には少なくとも 1億7100万人の糖尿病患者がいるという。患者数は急増しており、2030年までにこの数は倍増すると推定されている。糖尿病患者は世界じゅうにいるが、先進国ほど(2型の)患者数が多い。しかしもっとも増加率の高い地域はアジアとアフリカになるとみられており、2030年までにほとんどの患者が発見されるだろうと考えられている。発展途上国の糖尿病は、都市化とライフスタイルの変化にともなって増加する傾向があり、食生活の「西欧化」と関連している可能性がある。このことから糖尿病には(食事など)環境の変化が大きくかかわってくると考えられているが、詳しいメカニズムはまだわかっていない。

先進国において、糖尿病は 10大(あるいは5大)疾病となっており、他の国でもその影響は増加しつつある。

=== 日本 ===
==== 統計 ====
* 死亡率の都道府県ワースト1位は13年連続徳島県
[[厚生労働省]]の[[人口動態統計]]によれば、全国の死亡率の都道府県ワースト1位は1993年から13年連続で[[徳島県]]である。(10万人当たり18.0人、ちなみに全国平均は10.8人)
特定の[[疾患]]等による[[死亡率]]で10年以上継続して、同一の県で1位であるのは他に例を見ない(他に[[精神医療]]の分野で[[秋田県]]が1995年から10年連続[[自殺]]率1位などがある。)
徳島県は統計的に医療機関数・医師数などが、それぞれ全国平均よりも高い県であるだけに、予防医療に対する根強い軽視の姿勢に問題の本質があるとされる。[[治療]]型から[[保健]]指導型の[[予防医療]]への転換を図り、地道な取り組みを継続して行わない限り、糖尿病が[[生活習慣病]]の一種であるだけに、その死亡率を劇的に下げることは、容易でないとされる。徳島県[[医師会]]や医療機関、徳島県その他行政機関及び地域住民の糖尿病予防に対する知識と意識の低さが、毎年、要因として指摘され続けているが、少なくとも統計上の結果としては、ほとんど改善されていない。

===== 1型糖尿病 =====
* 発症率(0~14歳)は10万人に1.5人       ''(1993年日本糖尿病学会小児糖尿病委員会より)'' 
*: 最近、世界的に1型糖尿病の発症率の増加が報告され、環境要因との因果関係が疑われている。 ''(IDF報告およびLancet2004 Nov 6-12:1699-700.より)''

===== 2型糖尿病 =====
* 患者数500万人(2002年)
* 有病率約5%(2002年)

==== 歴史 ====
===== 分類 =====
* 1985年に日本糖尿病学会によって「インスリン依存性糖尿病(IDDM)」、「インスリン非依存性糖尿病(NIDDM)」、等に分類されていた。これは治療法からみた分類法であった。
* 1999年に日本糖尿病学会によって「1型糖尿病」、「2型糖尿病」、等に分類された。これは病因による分類である。

=== 米国 ===
北米における糖尿病比率は、少なくともここ20年間は増加を続けている。2005年には、米国だけでおよそ 2080万人の糖尿病患者がいた。全米糖尿病協会(American Diabetes Association) によると、620万人の人々がまだ診断を受けておらず、糖尿病予備軍は4100万人に達するという。

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